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あじさい

あじさい(紫陽花)は6月から7月にかけて開花することから

梅雨を彩る花として親しまれています。

青・白・ピンク・紫など 色鮮やかな花色が

梅雨の憂鬱なこの時期を明るく彩ってくれています。

 

平塚市のアトラスホーム近くを流れる河内川沿いには約2000株の

あじさいが植えられています。

見頃の時期には『河内川あじさいまつり』が行われます。

今年は6月17日(日)に開催されました。

 

 

 あじさいの色のでかたは…

あじさいの花色の変化の原因は大きくわけて2つあります。

 

一つ目は

土の酸度による花色の変化。

酸性の強い土壌・・・青系 

アルカリ性の強い土壌・・・赤系 

毎年同じ場所に咲いていても、年により咲く花色が変わったり

同じ品種でも場所により花色が違うなどの現象は

これが原因のひとつとなっています。

 

 

二つ目は

花の色素が少しずつ分解され鮮やかな花色が、徐々に変色していきます。 

水色 → 青 → 青紫 → 赤紫(ピンク)

これは、いわゆる老化現象です。

あじさいは、開花から日が経つとともに、徐々に花色を変えることから

別名『七変化』『八仙花(はっせんか)』 とも呼ばれています。

 

日本で見かけるあじさいに青が多いのは

日本は雨が多いため、雨によりアルカリ性の成分が流され酸性になる

酸性の土壌→青系

 

花の色素が分解され

青から紫に変色しています

 

アルカリ性の土壌で育ったあじさいです

花の色素が抜けてピンクから紫に

変化しています

白のあじさいは色素を持たないため

土壌の酸度による変化がありません

 

 

 

 

 

 

 

 

紫陽花の種類は大きく分けると

50種類ほどですが 品種改良を

された、園芸品種を加えると

2000種以上とも言われています。

 

 

 

雨ごとに色を変えるあじさいの

代表的な花言葉は『移り気』ですが

ほかにも花が密集して咲く様子から

『家族団らん』とも言われています。

 

 

奥深いあじさいの色の変化が、

雨のこの時期を華やにしてくれて

います。

 

 

 

 

 

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