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工場見学(その2)
エクステリア担当の高橋です。
富山駅からバスで移動し、工場見学へ。
アルミ形材の原料の「ビレット」を『押出』し、『被膜』する射水工場です。
「ビレット」とは、円柱状のアルミ形材の原料です。
これを、500度近くまで熱し、金型に流し込み、「ところてん」のように、押し出します。これを『押出』と言います。
『押出』された形材は、常温まで冷やされ、『被膜』の工程へ。
三協アルミさんの『被膜』は正式に言うと、『陽極酸化被膜処理』と言います。
まず、形材の表面に着色するために、被膜を作ります。
それから、着色液に浸し、「電気分解」する事で着色します。
浸している液は同じで、電気分解される時間によって、着色される色が変わっていきます。
ただ、塗料を塗っているのではないので、カタログにある色しか、着色出来ないとの事です。
納得です。とても勉強になりました。ここで製造された形材は、加工工場に運ばれていきます。
これらの工程には「水」が多く使われます。富山県は雪溶け水もあり、水が豊富にあります。
富山県として、「水」を使う工場を優遇しているそうです。